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歩行空間(札幌駅〜ススキノ間の地下道)

のウオーキング  

 

2015.4.9

 ウオーキング(歩行と書きます)の季節となりました。

春の光、春の香り、春の色を身体一杯に感じとり、歩行で汗をかくのは最高の幸せです。

そして歩いた後のコーヒー店の一杯は心を癒してくれます。

この時期に季節はずれの話となりますが、今年の冬は多くの患者さんから大通駅の「歩行空間」を歩いていたという話を聞かされていました。別の患者さんからは地下鉄構内(改札口手前の地下道)を利用したという話もありました。

冬期間の運動療法は屋内のものに限られ、頑張って雪道(氷道)を歩いて転倒でもすると運動ができなくなり逆効果です。そこで「歩行空間」の歩行をお勧めします。多くの方は札幌市の敬老パスを持っているでしょうから、有効に利用されると良いでしょう。

「歩行空間」は至る所で音楽が流れており、スペースも広く安心して歩けます。

たまたまこのコースについて細かく解説している随筆を見つけましたのでご紹介しますのでご利用ください(札医通信、平成253月号、No547. 札幌中央病院 須田義雄先生)。

全コースを完歩すると8km、約2時間かかるそうです。土曜、日曜日の歩行は避ける方がよいです。まず何曜日、何時、どこを歩くかを決めてください。

糖尿病の運動療法はきついもの、長時間かけるものは避けることです。運動後に高血糖になることが良く見られます。歩行は一日7千歩(冬)から1万歩(夏)を一日2回から3回に分けておこなうのがよいです。この要領で毎日または週2回から3回でやって下さい。

ただし週3回月、水、金でやるならばそのペースで継続し、習慣化することが大切です。

この習慣によりインスリン抵抗性が改善されインスリン、内服剤の効果がぐんと高まります。

 

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