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糖尿病専門病院としての特徴

昭和56年8月糖尿病専門病院として開設され、糖尿病患者さんの教育指導、治療と管理にあたってきました。私共は糖尿病患者さんの病状を正しく診断、把握し、その病状にかなった治療方法を検討します。そして患者さんの社会生活に糖尿病をうまく併せて療養していけるよう指導しています。

糖尿病の病型、病状は終生同じ状態で経過するものではなく、病状の時期に応じて治療を対応していかねばなりません。そして糖尿病は薬物療養のみで軽快、安定するものでないことも知って頂かねばなりません。患者さんの食生活、仕事内容、生活リズムなどいわゆる生活習慣のあり方によって良くも悪くもなります。

この生活習慣は糖尿病の療養にとって非常に大切なことで、いかに糖尿病と仲良く、協調して社会生活をすすめていくかが糖尿病コントロールの鍵であるとってもいい過ぎではありません。 そのためには糖尿病を良く知ることが大切です。糖尿病をよく知ることが健康な生活、合併症を防いで長命へとつながります。

正しい糖尿病の知識を身につけ正しい療養生活を自信をもって続けていただきたいと思います。

 

糖尿病専門病院として行っている、患者さんへの対応

                                                                                                                         1.外来患者の教育指導
 栄養指導(管理栄養士2名 火.木.土曜日)
 糖尿病教室(療養指導看護婦2名)
 運動療法指導(運動トレーナーとヨガ指導士)

                         
2.糖尿病食講習会
 料理講習会(実習),昼食講習会          
 腎障害者のための食事講習会,バイキング試食会
 朝,昼,夕食を希望カロリーに合わせて提供しています
 (予約制,有料)

3.糖尿病患者会「にれの木会」
 昭和57年発足して以来、患者同志の親睦と糖尿病の情報交換の場を
 もっています。(春,秋の温泉旅行、パークゴルフ大会など)
 入会と同時に日本糖尿病協会の会員ともなります。

4.糖尿病ライブラリー
 糖尿病の知識を持ち、理解してもらうために国内、国外の
 患者さん向け糖尿病単行本をそろえています。
 視力障害の方には音のライブラリーといって本の内容を 
 カセットテープで聞いてもらう工夫をしています。

5.糖尿病教育入院(1週間または2週間)
 糖尿病の講議と実技指導を徹底しておこない、
 自信を持って療養生活ができるように教育しています。
  スケジュール表


6.糖尿病認定医、指導医、内科学会認定医が治療にあたります。
 その他に小児糖尿病医療給付指定機関にもなっています。

7.糖尿病合併症に対しては 
 糖尿病眼科医(2名)が診療にあたりその他の合併症については 
 それぞれの合併症専門病院にご紹介しています。

 

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